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レンガの家の外壁補修｜住まいの情報｜住まいと生活

外壁補修費用の心配ご無用！
耐久性の高いレンガの家

紫外線や風雨、温度変化など厳しい自然環境に毎日さらされる外壁材。
家を建てる時にいくら安くても、厳しい自然環境に耐えられる外壁材でなければ、
家を建ててからの維持費・補修費に唖然としてしまうことになりかねません。
一番劣化しやすい環境にさらされる外壁材選びは、
補修費を含めた住まいのライフサイクルコストを左右する大切なポイントです。

レンガの外壁は、金属・化学系のサイディングやチャネルサイディングと異なり、
酸性雨や紫外線などから受ける劣化や変色などの影響がなく、
レンガ自体の補修費用が掛かりません。
レンガの外壁で補修が必要になるとすればレンガとレンガのモルタル目地部分。
しかし、万が一モルタル目地にひび割れが生じた場合でも、
補修に掛かる材料費はわずか、あとは作業代程度で済む場合がほとんどです。
また、万が一何かが衝突してレンガが割れてしまった場合でも、
割れたレンガの交換と目地補修で済んでしまうところも魅力です。

強い陽射しや風雨にさらされても美しさが変わることのないレンガの外壁。

レンガの家とサイディングの家との補修費用の比較

補修用語でよく耳にするのが「コーキング」。
コーキングとは、水密・気密のために隙間を埋める目地材のことで、
隙間を埋める行為そのものをコーキングやシーリングと言うこともあります。

家の外装では、窓やドアなどの開口部周りやサイディングの繋ぎ目などに使われています。
一般的に外壁のコーキングの寿命は、10〜15年が目安です。
コーキングに剥離やひび割れなどの劣化が確認できてしまったら、
残念ながら水密・気密の効果は期待できません。
その場合は、既存のコーキングを除去してから新しいコーキングを注入することになります。

コーキングはサイディングであろうとガルバリウム鋼板であろうと、
そして、レンガであろうと、開口部がある以上必ず必要になる補修です。

前置きが長くなりましたが、一般的な一戸建て住宅における外壁材の補修費用を比較してみましょう。

やはり新築費用に関してはレンガの方がサイディングに比べてかなり割高になっています。
これが“レンガの家は高い！”と思われている所以ですが、
20年後、30年後と長期間で比較すると補修費用が逆転することがお解りいただけます。
外壁材であるレンガ自体の張り替えや塗り替えが不要ですので、
新築時から40年間で比較すると外壁に掛かるトータルコストが330万円程お得になります。

住宅ローンの支払い期間中に訪れる補修費用の出費は、精神的にもつらいものです。
耐久性の低い外壁材であれば、20年後、30年後の外壁材張り替え費用は金額も大きく、
リフォームローンのお世話にならざるを得ない場合もあります。
家の長寿命化が進む中、外壁材の寿命は無視できない重要なポイントかもしれませんね。