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モルタルなど水を加えた材料で仕上げる左官工事による湿式工法では、
質感や雰囲気にアレンジを加えたり個性を出ししやすいメリットがありますが、
工期が長く天候に左右されやすい、また職人さんの腕が仕上がり具合に影響することもあります。
一方、外装下地材(レール)にレンガを引っ掛ける乾式工法では、
天候に左右されにくく、施工が簡単で工期が短く、いつでも同様の仕上がり具合を期待でき、
レンガを引っ掛けるレール式の外壁下地材は、
地震の際にレンガの落下を防止する役目も果たしています。
また、レンガを通常より1/2以上薄くすることは、
レンガの輸送や保管に掛かる費用の削減にもつながっています。
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