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和室は、客間、親や知人の宿泊時の寝室、端午の節句や桃の節句などの年中行事など日常的ではない空間としても、家族の団欒、子供の遊び場、家事や趣味のスペースなど日常的な空間としても、実に多様に活用できるのが最大の魅力です。和室の多様性を活かすためにも、和室をどの部屋とどう関連付けして配置するかは重要なポイント。一般的な和室とリビングが隣接する配置には、和室でごろ寝しながらリビングのテレビを見たり、和室が“茶の間”としてセカンドリビングになる便利さがありますが、他にも、キッチンで料理をしながら和室で遊ぶ子供を見守りたい、和室でお客様を気軽におもてなししたい、和室を書斎として使いたいなど、伝統にとらわれないモダンな発想が和室の活用性を一層高めます。和室を特にどのように活用したいのかを整理して考えてみると、和室の最適な配置が見えてきます。
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